こんには!資産管理課です!今回は米債権価格と円安の関係性についてお話します。
※米債権価格と円安の関係性は単純ではありません。経済状況や政治情勢など、様々な要因が影響しますのでひとつの要因として記載しております。
【今知りたい】米債権価格と円安の関係性とは?
2024年初頭の現在、円安が急速に進んでいますね。米債権価格と円安の関係性について、気になっている方も多いのではないでしょうか?
米債権価格は、政策金利上昇の影響を受けやすい傾向があります。米政策金利が上がると、米債権の価格が下落し、円安に繋がる可能性があります。
1. 金利上昇の影響
金利が上昇すると、米債権の利回りが高くなり、投資家が米債権を購入するようになります。米債権の需要が増えると、米債権価格は上昇し、円安に繋がる可能性があります。(不動産投資と同じで利回りが高いと物件価格は低下。購入希望者が増加)
2. 経済状況の影響
米国の経済状況が好調だと、米ドルに対する安心感が高まり(ドル保有したい円売りドル買い)、円安に繋がる可能性があります。逆に、米国の経済状況が低下すると、米ドルに対する信頼が低下し、円高に繋がる可能性があります。
※他、いくつもの要因はあります。
3. 米債権価格と円安の関係性を分析する
米債権価格と円安の関係性を分析するには、金利、経済状況、政治情勢など、様々な要因を考慮する必要があります。
4. 投資家にとっての注意点
米債権価格と円安の関係性は、投資家にとって重要な情報です。米債権に投資する際には、金利、経済状況、政治情勢などの変化に注意する必要があります。
資材、原料輸入の多い日本において円安は普段の生活コストUPへ直結しています。
一方、日本への海外旅行者にとっては安く楽しめる人気の旅行場所となって旅行業界は大賑わいです。
不動産も同じく海外投資家から見ると円安で格安な投資対象となり、投資資金はまだまだ流入しています。
そこで「売却するなら今?」とお考えの国内不動産投資家も増えている様です。
そしてその資金を活かして次の投資へ回すなどもありますが、米経済、政治の動向で
日本も影響を受けるので、注目ですね!
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筆者:資産管理課長 西 真一
保有資格:宅建士、2級建築士、不動産コンサルティングマスター、2級FP技能士 他
前職はエンジニアとして巨大なRC建造物修繕工事やエレベーター修繕、機械補修計画など「保全のプロ」として9年。現在は、不動産管理会社での経験を活かし、オーナーの収支改善、相続対策の適正化など数字の面から支援するコンサルです。実務の補修提案にもエンジニアの立場で質疑し、オーナーの資産を守り、殖やすお手伝いをしています。