こんにちは、住宅事業部の長尾です。
先日、なにかの雑誌を読んでいて、吉村順三さんという建築家を知り、
吉村さんの考え方や価値観がなんか好きだなと思って、
下記の本を買って読んでみました。
この本は、吉村さんの色々な言葉が掲載されていて、
どこから読んでもいい構成になっている本です。
そのなかで最初のほうに出てくる言葉が下記の言葉です。
吉村さんの言葉のなかでもとても代表的なもののようです。
「建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこで生活がおこなわれているのを見ることである。日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じされるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまいか。」
この言葉に出会ったとき、なるほど~、とは思ったんですが、そうなんですねと思った感じでした。
それが、先日のことです。その言葉の意味を身体で分かったような出来事がありました。
那珂川市山田のある新築建売住宅のお引き渡しをした数日後の夕方に、
たまたま別件でその家の近くを通りかかったときに、灯りがついていて、
ご家族の生活が始まっている雰囲気を感じることができました。
それを少し遠くから見ながら、「あぁなんか嬉しい。」と思いました。
ここ数ヶ月、私は、まだ誰も住んだことがないその家に入って、お客様を案内したりしていました。
その家が、住む人に巡り合い、その人の生活がそこでいよいよスタートしている雰囲気が住んでいる人から発せられていて、
もうそこに自分が以前までのように立ち入ることは無いのですが、
(すごくすごく素敵な家でしたのでもう見れなくなるのがすこし名残り惜しかったのですが)
でも、このうれしさはいいな、と思いました。
冒頭の吉村さんの言葉に初めて出会ったときには、自分事として体感できていなかったのですが、
先日このうれしさを感じたときに、あぁ、これだ、とそう思いました。
これを味わうことを1つのたのしみにして、引き続き頑張っていきたいと思います。
お読みくださり、ありがとうございました。