福岡市中央区春吉にある、
TAGSTÅ GALLERYで4月16日(日)まで開催中の山下良平さんの個展に行ってきました。
山下さんは、那珂川市出身のアーティストで、東京メトロ銀座線パブリックアート、トヨタ自動車カレンダー、みずほフィナンシャルグループ広告ビジュアル、サッポロ黒ラベル箱根駅伝缶アートワークなど著名な企業の依頼も受けており、漫画『キングダム』ともコラボされています。
アクリル絵の具を使った躍動感のある作風が印象的で、最初に知ったのは数年前に那珂川市は博多南駅にある駅ビルにて開催された個展でした。当時は那珂川市所縁のある方で、こんな絵を描く人がいるのか。と地元民として誇らしく感じていましたが、その後は更に前述の様な全国の人が作品を目にする様なアーティストになられて、那珂川市が市政に移行する際にも、市に作品を寄贈したりとどんどん凄い人になっていっているなと感じていました。
今回の個展では「水」の表現が印象的な作品がメインで、特に「pocopoco2」は気泡が弾けそうな不安定さや瑞々しさが印象的で目を奪われました。
あとは、那珂川市にある伏見神社の神事「岩戸神楽」を題材にしたものや、山笠を題材にした作品など身近なものがあり、親しみを持ちながら見る事ができました。
会場では、原画の展示販売も行われているのですが、アートブックやプリント版の販売もあり、思い切ってA2サイズのプリント版の絵を購入させていただきました。
こちらの絵は那珂川市が市政に移行する際に山下さんが寄贈した作品で、那珂川市の景色や行事などいろいろなシンボルが書き込まれたもので、空の色やカワセミの躍動感などが特に素敵だなと思い、自宅に飾らせてもらう事にしました。
これから額を選んだり、飾る場所を決めたりという段階ですが、家族で気に入っております。