こんにちは。売買営業課の長尾です。
住宅を購入する上でまず最初にするべきことは、
住宅ローンの事前審査だと思います。
住宅ローンの事前審査と聞くと、
なんとなく難しそうなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
決してそんなことはありません。
まず、住宅ローンの事前審査とは何かを説明する前に、
簡単に住宅購入までの流れをご説明いたします。
①物件を探す
②物件を見に行く
③物件に購入申し込みを入れる
④物件の売買契約をする
⑤住宅ローンの正式審査を出す
⑥住宅ローンの正式審査の承認が下りる
⑦銀行とローンの契約をする
⑧住宅ローンが入ってきて物件代金の支払いをする
⑨住宅ローンの支払いが始まる&物件に引っ越しする
さて、住宅ローンの事前審査は①~⑨のどのあたりにするのでしょうか。
住宅ローンの審査は仮審査と正式審査の2段構えになっています。
仮審が通れば、(例外はありますが)、正式審査に通る確率は高いです。
正式審査の段階になると、仮審査のときに行わない団体信用生命保険の審査もございます。
通常、仮審査は、購入したい物件が決まった段階で行います。
(上の流れで言うと③あたりです。)
ただ、実際は、物件が決まっていない段階でも仮審査をすることができます。
むしろ物件が決まってない段階で仮審査をするべきだと思います。
(上の流れでいうと①の前です。)
なぜなら、自分がいくらぐらい借入が可能が事前に確認しておくことで、
いざ気に入った物件に出会ったときに、購入できるのかできないのかを、
ある程度把握することができ、購入の意思判断も具体的に考えやすくなるからです。
もちろん物件が決まってから仮審査を行ってもいいのですが、
他の購入希望のお客様と重なってしまった際に、
住宅ローンが借りれるであろう方と借りれるかどうか分からない方がいらっしゃる場合、
(ケースバイケースですが、)仮審査を終わらせておいたほうが有利になる場合もございます。
ちなみに、仮審査を出したからといって、
住宅ローンを組まないといけないわけではありません。
住宅ローンの仮審査は、弊社を通して、
各銀行様へ申込をすることが可能です。
仮審査の結果は通常1週間くらいで出ますが、
早ければ1~2日以内に結果が分かります。
銀行の審査の基準は、
勤務先・勤続年数・年収ほか、そのお客様の返済能力を審査されるのですが、
例えば福岡銀行は、年収が500万円以上か、500万円未満かで、審査基準が変わります。
500万円以上の場合、返済負担率が年収の40%以下、
500万円未満の場合、返済負担率が年収の35%以下という決まりがあります。
どういうことかと言いますと、
例えばここに年収500万円の方がいらっしゃった場合、
500万円×40%=200万円となり、
そのお客様の年間のローン返済額が200万円を超えない範囲まで借入が可能だということです。
月額に換算すると、200万円÷12ケ月=約167,000円です。
福岡銀行の審査用金利は、3.125%となっています。
例えば、3500万円を35年ローン、審査金利3.125%で計算した場合、
月額の支払いは、137,151円となります。4000万円の場合は、156,744円となります。
このような考え方から、年収500万円の方の借入可能額がおおよそ、
4260万円くらいという数字が出てまいります。
※審査金利は、お客様が住宅ローンの支払いをされる際の金利ではありません。
実際に支払いをされる際の金利は、福岡銀行の場合、令和3年1月時点で、
変動金利 0.725%(融資手数料型)です。
この場合は、借入金額 3500万円の場合 月額支払い 94,377円
借入金額4000万円の場合 月額支払い 107,860円
借入金額4260万円の場合 月額支払い 114,871円 となります。
ちょっと読みづらい内容になってしまいましてすみません。
まずは、お気軽にご相談いただければと思います。
詳しくご説明させていただきます。