マンションのスケルトンリノベや、古民家のリノベーションなど、リノベーションも幅広く活用されている昨今。
リノベーション協議会加盟企業の施工事例から選び抜かれたリノベーションの優秀作品が『リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019』にて発表されました!こちらがグランプリを獲得した『鹿児島断熱賃貸〜エコリノベ実証実験プロジェクト〜』(株式会社大城)の写真が上記です。
築年数が約40年の2DKの団地タイプの間取りをLDKや1DKに変更してリノベーションし、最近の需要に合った広い居住空間になるようにするだけでなく、断熱機能を持たせる施工や内窓の設置を行うことで、エアコンなどの空調効率や遮音性が向上し、居住の快適さとエコの両立に成功しています。
間取りやキッチンなどの設備、採光の工夫などの見える部分はこれまでも拘りのあるリノベーション事例は多数ありました。それに対して断熱性の向上やエコに関する取り組みもリノベーションの際に取り組む事例は比較的少なかったですが、今回の受賞作品を見てみると、断熱や耐震性能などの住宅性能を向上させることで、中古住宅に新たな価値を備えた事例が目立っています。
グランプリは賃貸物件の事例でしたが、中古住宅を購入してリノベーションする際でも『住宅性能』の改善を検討してみても良いですね。
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019