仕事の関係で8年ほど唐津市に住んでおりました西です。
久しぶりに「唐津くんち」を見に行ってみました。
すごく簡単にお伝えしますと、唐津城の下の旧城下町に
唐津神社があるのですがその神社の秋祭りで城下町の
○○町単位で、1台の曳山を引いて町を回る祭り(くんち)です。
全部で14台の曳山が旧城下町を練り歩くのですが1台、数億円相当
の伝統工芸の曳山が次々にやってくるので見応えのある祭りです。
並んでいる姿は、なかなか豪華ですね
ちなみに子供たち1番人気の鯛
「魚町」の曳山で、うん。どストレートですね。
つぶらな瞳が子ども達に人気です。
で、子供たちが怖がる
「亀と浦島太郎」
亀の顔がこわい・・
中には背の高い曳山もあって人が上に乗っていたりと
ディズニーパレードの純和風バージョンといいますか
11月2日の夜は「宵山」といって夜の練り歩きもあり、とても綺麗ですよ!
不動産の人間としてみてみると
観光資源として立派で経済効果とかもあるのかも知れないのですが
歴史のある祭りを「守る」ということと、「誇りにしている」という点で
唐津の人は、地元愛がとても強く、若い人が外に出ずに
ずっといる感覚があります。地元で働きたい人がいるので
工場誘致とかも結構積極的に行っている感覚もあります。
街として疲弊しない理由が、唐津くんちにあるんじゃないかな?
なんて感じました。
那珂川町も市に移行しますが、文化とかそういった醸成が
長く住み続けたくなるいい街になるんじゃないかと思います。