私は大学のときから「ほぼ日刊イトイ新聞」というウエブサイトをよく見ています。
色々なおもしろいコンテンツが出てくるのですが、
最初に出てくる糸井重里さんの「今日のダーリン」という短いエッセイみたいな文章が好きで、
それはここ数年はほぼ毎日見ています。
数年前に、ビビッときたものがありまして、とてもいいなと思ったので、
メモしました。それがこれです。
不動産と建築（コーヒーも）に関わる会社ではたらいていて、
そのなかで不動産の査定業務をおこなったり、
販売する物件の魅力をPRしたり、
とにかくそのエリアや物件の良さを伝えることをしているのですが、
この文章に出会ったときに、なんかいいなと思いました。
そして、本職の人（じぶん）も、していないことはないぞ、と心の中で思いました。
言葉で言うのは非常に簡単なのですが、じぶんたちの仕事は不動産や建築の仕事を通して、
まちづくりを担っている仕事です。
ここで書かれているような街が作れたらいいなと思います。
それにはまずはじぶんがそんな人間にならなくてはなと思っています。
ところで、この「ほぼ日」にある魅力的なコンテンツの１つに、
ながしまひろみさんという方が書かれた『やさしく つよく おもしろく』という、
短い漫画がありまして、これを初めて読んだときに、
とてもかわいくてなんか心に沁みて、すごく好きになりました。
Webで公開されたあと、その内容が本になったので、本も購入しました。
それがこの本です。
そして、昨年、このながしまひろみさんが、
久留米市にあるMINOU BOOKSさんという本屋さんで、
似顔絵を描いてくれるというイベントが開催されました。
イベントをインスタで見た瞬間に、「行きたい！」と思い、
家族に話して、みんなで行ってきたのですが、
とても素敵な方でした。そして、娘たちを描いてもらいました。
ほんとは自分も描いてほしかったのですがそこは娘たちにしました。
目の前で30分くらいだったでしょうか。
どんどん出来上がっていく絵を見ながら、なんとも言えない嬉しさがありました。
そんなながしまひろみさんに、
このたび、現在、那珂川市山田で分譲を開始しました、
「ネクスタウン山田ORIGIN（オリジン）」のイメージイラストを製作していただきました。
MINOU BOOKSさんのイベントでお会いしてから、
いつか一緒にお仕事をしてみたいと思いまして、
このたび、ダメもとでお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
お願いをするにあたり、私が描いた絵がこれです。
お粗末な出来なのですが、那珂川市山田の気持ちのいいのんびりしたロケーションを表現したく、
地域の象徴となるような風景や生き物を盛り込んでみました。
その後、メールでやり取りをさせていただき、
最終的にこのように製作していただきました。
山田を象徴する「大きなイチョウの木」、1600年以上前からあると言われている人工の農業用水路「裂田溝（さくたのうなで）」、「遠くに見える山々や全体に広がる田園」、「子供達が凧揚げができるくらい広い裂田溝公園」、朝6時に鳴ったら鳴る「浄光寺の鐘」、朝6時より前に無く「ニワトリたち」、夏の夜に結構な音量で鳴く「カエルたち」などなど、可愛くバランスよく盛り込んでいただきました。
こんなロケーションを「ORIGIN」という言葉で表現しています。
ORIGIN（オリジン）とは、起源という意味があり、
日本に昔からある風景や暮らしぶりをイメージしています。
冒頭の糸井重里さんの言葉のように、やさしくて素敵な街になるように、
そんな思いを持って、やっていきたいと思っています。
お読みいただき、ありがとうございました。
